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◆トピックス◆


●セミナー開催予定

 

終了  2024年 3月  2日(土)   第2回 Gunma CPX in 京都  症例別CPX判読(web)

 


ぐんま心肺運動負荷研究会とは


心肺運動負荷試験(cardiopulmonary exercise testingCPX)を用いると、疾病の診断、重症度や病態の把握、治療方針の決定、治療効果の把握ができるばかりでなく、運動処方を安全かつ最大限に有効に作成することが可能になります。

ランプ負荷を用いることによって、さまざまな運動強度での変化に富む病態が把握できるという点で、労作時に症状を呈する心肺疾患には特に有用です。運動を用いて疾患を治療したり、日常活動の生活指導を行う心臓リハビリテーションの分野では、最早、欠かせない検査と言えます。

しかし、CPXが十分普及しているかというと答えはNoです。その理由の一つとして、CPXから得られるパラメータの複雑さがあります。パラメータを読み解くことができれば、CPXほど有用な検査はないことにすぐに気が付くでしょう。

そこで本研究会はCPXの普及とその関連知識・技術の向上を目的として設立されました。日本における、正しい心疾患治療が普及することを最終目標として活動してゆきます。

ぐんま心肺運動負荷研究会

代表世話人  安達 仁



CPXの適応(米国胸部疾患学会/米国胸部内科学会)


運動耐容能の評価

 ・機能障害の判定(酸素摂取量)

 ・運動制限因子と病態生理学的メカニズム

運動制限のある患者の鑑別診断

 ・ 心疾患と肺疾患の共存する例での主たる制限因子の決定

 ・ 安静時の検査所見と運動時の症状が一致しない場合

 ・ 初回の肺運動負荷試験で確定診断できなかった例が呼吸困難を訴えた場合

心血管疾患の評価

 ・心機能分類と予後

 ・心臓移植適応決定

 ・ 運動処方と心臓リハビリテーションのために評価

 ・ペースメーカの評価

呼吸器疾患患者の評価

 ・機能的障害の評価

 ・慢性閉塞性肺疾患

他の運動制限決定因子の評価(潜在性心臓病など)

 ・低酸素血症の評価と酸素処方

標準的な肺機能検査で十分な治療効果が判定できない時の客観的評価

 ・間質性肺疾患

   初期のガス交換異常の所見

   全体的ガス交換の評価とモニタリング

   低酸素血症の評価と酸素処方

   主たる運動制限因子の決定

   薬物治療による副作用

 ・肺血管疾患

 ・嚢胞性線維症

 ・運動誘発性気管支攣縮

特定の臨床応用

 ・手術前の評価

   肺切除手術

   高齢者での開腹手術

   肺気腫,肺切除術

 ・呼吸器リハビリのための運動の評価と処方

 ・障害・損傷の評価

 ・心肺移植のための評価